「パリャーソ」例会学習会

「パリャーソ」とはポルトガル語でピエロ・道化師の意味。
パリャーソの谷川賢作さん・続木力さんのお二人と、ゲスト出演される姫路在住のヴァイオリニスト黒田かなでさんをお迎えして例会学習＆交流会を行いました。

2001年の結成以来、全国でライブを重ねてこられた演奏は、絶妙で温かく粋な掛け合いが気持ちよく響きます。その上に黒田さんも、お二人と長く演奏を重ねられたかのような息の合いよう。素敵でした。
ハーモニカの続木さんは、世界でも数少ないジャズ系のハーモニカ奏者。高校在学中からハーモニカを独学。77年、家業の製パン技術を学ぶべく渡仏しますが、80年頃からパリを中心にヨーロッパを旅して路上演奏をするようになり、ジャンルを問わず数多くの多国籍ストリートバンドに参加してこられました。ケースにずらりと並んだ音程の違う10本のハーモニカも見せていただきました。
「鉄腕アトム」は谷川さんの父 谷川俊太郎さんの作詞ですが「手塚治虫さんから直に電話が来てびっくりした」というエピソードを披露して歌われました。その歌詞の原本は今も家に飾ってあるそうです。
また谷川さんのトークは、自由自在に揺れ動きユーモアたっぷり。周りから〝長すぎる〟と言われることもあるそうですが、コンサートの大事な味付け。聞きほれてしまいます。10月9日のコンサートでは谷川さんのおしゃべりもお楽しみください。

例会が楽しみになりました。